勝つために何をすべきか?
渋谷心療内科・ゆうメンタルクリニック秘密コラム 「HUNTER×HUNTERと徒然草に学ぶ、『勝っちゃダメ』な理由」
この記事を読んでエンジニアにあてはめて考えたことを書いてみます。
よくよく言われていることなんですが、勝つためには2つの方法があると言われます。
ひとつは勝つ条件を達成すること、もうひとつは負ける条件を全て除去すること。
結論から言えば、私は後者を支持しているので、ここにその理由を書いてみます。
まず、上記のブログ記事にも書かれていることなのですが、積極的に勝ちにいくというのは相手をナメて思考停止になっている状態です。
勢いに乗って勝つのも良いかもしれません。
ですがその方法を続けていると必ずどこかで失敗して負けてしまいます。
負ける条件が残っているからです。
対して後者は、最初こそ勝つ確率は低いものの、徐々に勝つ確率を上げていきます。
しかも、このやり方は前者よりも数段安定しています。
負ける要素を排除しているからです。
負ける要素を排除して、後は勝つ条件を満たすだけの状態に持っていければ、長期的に安定して勝ち続けることが出来るでしょう。
ただ、これには長い時間と多大な努力が必要となります。
負けた時は、その負けを分析して同じ事を繰り返さないようにする。
トライアンドエラーをとにかくひたすらに繰り返すわけです。
これは長期に渡るので、そのための工夫が必要となります。
長期的な目標を考えて動くとか、毎日少しずつやるとか、そういった感じでしょうか。
負ける条件を潰すという意味で、先人達の失敗に学ぶのは非常に有効だと思います。
この本はソフトウェア開発に関する様々な失敗について書かれており、非常にためになりました。
- 作者: W.J.ブラウン,3,Hays W. McCormick,Raphael C. Malveau,Thomas J. Mowbray,William J. Brown,岩谷宏
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また、こちらの本は長期的な視野で最終的に安定して勝つためのやり方などが書いてあり、非常に参考になります。
- 作者: 梅原大吾
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負けない工夫と、それをやり続けるための手法は今後も模索していきたいですね。
それでは。